SAKATA YUKIMASA

坂田幸雅のコラム

「京都を描くこと」の話。

少し絵のこと書いてみようかなと。

20180610のfacebookより

「京都を描くこと」の話。
「京都を描くこと」の話。

2011年から京都をモチーフにしはじめました。
生まれ育った京都の風情ある町並みがどんどん失われていると感じていた時期です。

それまでは、長い間、海外旅行の想い出をテーマに描いていましたが、「わざわざ京都に絵を描くために訪れる方がおられる街」で暮らしているのだからと、京都を描くことにしました。

京都のどこを描くのかを決めるのが大変難しい。

海外旅行では、テレビや雑誌で見た風景を求めて訪れていたり、旅で印象に残った場所だったり、そこからのイメージだったりしたのですけど。

2011年頃は、保存に関わった京町家のある「東山」を選びました。 「東山」は観光地ですが、絵葉書になるような風景を描くのはいかがなものかと迷いながら。

京都らしい風景とは。

瓦屋根のある風景なのか

2011年、2012年頃の京都を描いた絵を紹介。