SAKATA YUKIMASA

坂田幸雅のコラム

「独立展とは」

独立展は、洋画絵画の公募作品展です。会員には、奥谷博、絹谷幸二、大津英敏、松樹路人、土井俊泰など多数の画壇を代表する画家の所属する会です。
独立美術協会は、1926 年(昭和元年)から1930 年にかけて5度開催された佐伯祐三、前田寛治を中心とする1930 年(昭和5年)協会展が発端となり、二科会ほかの団体を超えて気鋭の作家が集まり1930 年に組織され、 2019年で87回目を向かえる歴史ある作品展です。
毎年、全国から応募を受け、入選した作品と会員作品を10月に東京国立新美術館で発表します。 その後、大阪、京都、名古屋、福岡等で巡回展が開催されます。
京都展では、その中から、会員作品と入賞作品、京都、滋賀からの出品者の作品、約120点の大作を京都市美術館に展示します。
近年は京都市美術館が改装中のため、他の施設にて開催。

京都 独立展

東京での独立展会場風景。1室目は画壇で活躍する会員の先生を中心とする大作(2018年)

京都 独立展

東京での独立展会場風景。1室目(2017年)

京都 独立展

東京での独立展会場風景。全国から応募作品が集まります。

京都 独立展

受賞作品は2点展示されることもあります。

京都 独立展

会期初日には講評が開かれます。

京都 独立展

夜には懇親会。受賞者の賞状授与式もあります。

京都 独立展

会場の六本木・東京国立美術館外観

京都 独立展