坂田幸雅
さかた ゆきまさ
- 1970年 京都市生まれ
- 1991年 京都芸術短期大学洋画コース卒業
- 1993年 京展
- 1995年 関西独立展
- 1995年 京展 紫賞
- 1996年 独立展 初入選
- 2013年 あかね画廊3人展(13~19年)
- 2014年 関西独立展 奨励賞
- 2017年 独立展 佳作賞
- 2018年 独立展 山田文子賞
- 2019年 独立春季新人選抜展 奨励賞
- 2021年 独立展 独立賞
- 2022年 独立展会員推挙
- 現 在 独立美術協会会員
91回独立展出品作品(2024年10月)
「京都再考~祇園祭宵山を俯瞰で見る~」
アクリリックガッシュ絵の具 200F(259cm×194cm)
十数年京都の風景を俯瞰で描いています。今回は、祇園祭宵山の午後の街を描きました。コロナ禍もあけようやく祇園祭ももどってきました。撮影したのは2023年7月15日午後2時頃。祇園祭巡行前々日、宵々山の日でした。ビルのはざまに山鉾が小さく見えます。道に並んだ屋台の色とりどりのテントが目に止まります。京都がより魅力ある町並みに発展していくことを願いつつ現在の京都を描いています。
畳3枚ほど多くな画面に細い筆で描いていきます。
拡大した部分を少し紹介します。
真ん中に鉾が見えます。室町通り四条上る。菊水鉾でしょうか。
真ん中から一筋右(西)は新町通りの放下鉾でしょうか。
室町通りには屋台がたくさん出ています。人影も見えますがこの時間はまだそれほど混んでいないようです。
画面左側の道は烏丸通り。四条烏丸の交差点も見えます。夕方からは歩行者天国になる場所です。
目を上にあげると、京都タワーが見つかります。方角が分かりましたか。京都タワーが一番の目印になりますね。
京都タワーのすぐ下(北側)は東本願寺です。お寺の前の広場が最近綺麗に整備され、イベントなども開催されていますが、この日は何もされていないようでした。
絵の中にリュックを背負った人影が見つかりましたか。作者と家内が散策してます。
今回のおまけの落書き! UFOに猫がさらわれている!!
まず、木枠にキャンバス布を張ります。次にジェッソで下地を塗ります。数回か塗り重ねます。
基準となる印をつけていきます。真ん中の部分から下描きを始めます。使う絵の具はアクリリックガッシュ。不透明のアクリル絵の具で、水に溶けて、乾くと水に溶けない。30分くらいで乾くので、僕は使いやすいです。
写真のサイズに合わせてつけた印毎に完成させる描き方にしました。主に使うのは10色程度。そのことで部分的に描いていっても比較的色調のむらができにくい。
元となる写真は自分でヘリコプターに乗り撮影します。独自の視点を求めて描き始めた高層からの構図は、ヘリコプターでの撮影をすることに行きつきました。
今回は中心から描きはじめました
中心から描きはじめのは、締め切りが近づいた時点で周囲を粗くしてもなんとか間に合わせる方法があるかもとの邪念からでした。
最近の作品を紹介
2023
「京都再考~本願寺あたりを俯瞰で望む~」
アクリリックガッシュ絵の具 200M(259cm×162cm)
2023年 90回独立展に出品
2022
「京都再考~瓦屋根が残る街並みを俯瞰で望む~」
アクリリックガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
2022年 89回独立展に出品
2022
「京都再考~鴨川大橋あたりから俯瞰で西を望む~(加筆)」
アクリリックガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
2022年 89回独立展に出品
2021
「京都再考~鴨川に沿って南向きに俯瞰で見る~」
アクリリックガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
2021年 88回独立展に出品
2019
「京都再考~鴨川に沿って南向きに俯瞰で見る~」
アクリリックガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
2021年 88回独立展に出品
2018
「京都再考~京都タワーの見える風景~」
アクリリックガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
2018年 86回独立展に出品
最後まで見ていただきありがとうございました。
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