坂田幸雅 Web作品展
~京都を俯瞰で描く~
2022年10月1日公開
坂田幸雅
さかた ゆきまさ
- 1970年 京都市生まれ
- 1991年 京都芸術短期大学洋画コース卒業
- 1993年 京展
- 1995年 関西独立展
- 1995年 京展 紫賞
- 1996年 独立展 初入選
- 2013年 あかね画廊3人展(13~19年)
- 2014年 関西独立展 奨励賞
- 2017年 独立展 佳作賞
- 2018年 独立展 山田文子賞
- 2019年 独立春季新人選抜展 奨励賞
- 2021年 独立展 独立賞
- 現 在 独立美術協会準会員
2013
「京都再考~俯瞰の試み~」
アクリラガッシュ絵の具 (81cm×81cm)
もっと上からの視点を試みて制作した4枚。
2013年独立京都春季展に出品
2013
「京都再考~八坂の塔があるあたり~」
アクリラ絵の具 100F(162cm×130cm)
八坂の塔がある観光客に人気の地域も空から見ると近代的な建物が目立つ。
2013年独立京都作家展 2013年関西独立展に出品
京都には高層のたてものがほとんど無い。高い視点とらえば、ドローンかヘリコプター。
そんな思い付きから、ヘリコプターの見積もりを取って見た。絶妙の高額に申し込むまで半年悩みました。
ヘリコプターの話をしていたら、知人がセスナを持つ方と出会えたりもしました。
絵を描くためだったけれど、思わぬ経験ができました。
2014
「京都再考~豊国神社あたりを俯瞰で見る~」
アクリラガッシュ絵の具 130F(162cm×194cm)
現実の景色から瓦屋根以外の建物を、瓦屋根の建物に変えて描いてみた作品です。
2015年独立展に出品
2015
「京都再考~毎月21日は東寺の弘法さん~」
アクリラガッシュ絵の具 100S(162cm×162cm)
ヘリコプターで取材した日がたまたま21日で、弘法市の写真が撮れていた。
近代的な大きな京都駅ビル、小さな住宅と緑の残る広い東寺の伽藍が。
2015年独立展に出品
2017
「京都再考~四条大橋あたりを俯瞰で見る~」
アクリラガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
京都で一番にぎやかなあたり四条河原町交差点、鴨川の四条大橋。
2017年独立展に出品
2017年3月独立選抜展
2017年7月グループ展
2018
「京都再考~鴨川上空から俯瞰で見る~」
アクリラガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
鴨川の五条大橋あたり上空から西を見ています。東本願寺が雲間から見えています。遠方にはJR嵯峨野線・丹波口駅も見えます。
2018年独立展に出品
2018
「京都再考~京都駅上空から俯瞰で見る~」
アクリラ絵の具 130F(194cm×162cm)
八坂の塔がある観光客に人気の地域も空から見ると近代的な建物が目立つ。
2013年独立京都作家展 2013年関西独立展に出品
2019
「京都再考~京都駅前あたりを俯瞰で見る~」
アクリラガッシュ絵の具 100F(162cm×130cm)
どんどん広角の構図になりました。
意図したわけではなく、最後に空撮した時、選んだカメラのレンズが広角だったこと、パイロットさんが高く飛ばれたことで、口角の写真が撮れたのがひとつの要因です。写っていると描きたくなり、こんな構図になりました。
2019年独立選抜展に出品
2021
「京都再考~鴨川上空から俯瞰で見る~(加筆)」
アクリラガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
2021年、コロナ禍で発表の機会が少なく旧作に手を加え、雲をなくすことができました。
2021年独立京都作家展に出品
時の流れを感じる表現ができないかと雲を描いたことにしていますが、いつ締め切りになってもとの事情もあって結果そうなっていました。
2018年7月、2ヶ月前のグループ展に出品した段階です。
1週間手を加え、京都作家展に出品した段階です。
1ヶ月手を加え、独立展に出品した段階です。
2ヶ月手を加え、雲が無くなった段階です。
2022
「京都再考~京都駅の南から俯瞰で望む~(加筆)」
アクリラガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
コロナ禍で発表の機会が少なく旧作に手を加え、雲をなくすことができました。
2022年独立京都作家展に出品
時の流れを感じる表現ができないかと雲を描いたことにしていますが、いつ締め切りになってもとの事情もあって結果そうなっていました。遠方の山は広がりを出せればと雲に。
2018年10月の独立展出品後、2022年の5月から2ヶ月手を加え、雲をなくしました。
2020
「京都再考~鴨川に沿って南方向を俯瞰で見る~」
アクリラガッシュ絵の具 130F(162cm×194cm)
最近はどんどん広角の構図になり、どんどん建物が小さく、いっぱいかくことになっています。
その中に、目立つ寺社の大きな敷地。ビル。小さくても目に付く京都タワー。
このシリーズを描き始めたころ探していた
京都らしい風景とは。
は、なんとなくわかったような。でもここに言葉で書けるほど分からないまま。
2021年独立展に出品
右 上
上が南。下が北。左が東。右が西です。
鴨川にかかる橋は下から四条橋、団栗橋、松原橋、五条橋。
四条橋の左側(東側)には南座、橋の右側には中華料理の東華菜館。
もう少し右には四条河原町の交差点。高島屋の建物。
鴨川の左、大きな戻りは建仁寺、その左上のオレンジの大きな建物は東山区の区役所。
国立博物館、三十三間堂、豊国神社はこの画面の上あたり。
右 中
真ん中を左右(東西)に横切るのは四条通り。
上部のやや左の緑の屋根の大きな建物は祇園甲部歌舞練場、その下あたりが祇園南側の町並み。瓦屋根が並んでいます。
上部のほぼ真ん中は建仁寺。
左の中ほどには祇園白川や祇園新橋。
鴨川の左(西側)、四条通りより下(北側)には先斗町や河原町通り。
左 上
左側は鴨川。下(北側)から五条大橋、正面橋、七条橋、塩小路橋JRの鉄道橋。
次に目に止まるのは、京都タワーでしょうか。
その下(北側)の大きな屋根は東本願寺。
真ん中の緑は渉成園(しょうせいえん)・枳殻邸(きこうてい)、東本願寺の飛地境内地。
右下(北西側)あたりに並ぶビルは、五条通り沿いのマンションなど。その周りには小さな建物が残っています。
上は京都の南の方の街です。
右 中
左側の大きな道は河原町通り。左上の交差点は四条河原町。
右側に新京極と寺町通りのアーケード。
京都市内で一番賑わうあたりです。
河原町通りの一筋西(右側)の路沿いに大きな屋根があります。お寺です。
豊臣秀吉の時代、このあたりは京都の端で、河原町は鴨川の河原で、市中にあったお寺を集められた地域。寺町通りはお寺が集められた通り。
門前が栄え、今の街になっています。
2021
「京都再考~鴨川に沿って南方向を俯瞰で見る 夕景~」
アクリラガッシュ絵の具 130F(194cm×162cm)
絵から時の流れを感じる試み。同じ構図で夕景を描いてみました。
2021年独立展に出品
最後まで見ていただきありがとうございました。
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